2025年の新豆!フレッシュクロップです。
エチオピアで良質のコーヒーが生産される有数の産地、Yirgacheffe(イルガチェフ)。その中でも特に高品質なコーヒーを生産しているChelbesa(チェルベサ)村のウォッシングステーションの豆です。コヤナギコーヒーニッポンでは、届いた新豆をいち早く皆さんにお届けすべく、販売準備を急ぎました!
僕が取り扱うフィルターコーヒー用のエチオピアの豆は、「ナチュラルプロセス(天日干し)」という精製方法のものが圧倒的に多いです。フルーティーさや紅茶のような軽やかなコーヒーが多く、豆の産地や農園は変わるけれど、僕は通年持っている豆で、デイリーのコーヒーとしても手が届く価格帯で、コスパもとっても良い豆が多いと考えています。
今回入荷したエチオピアは、YirgacheffeのChelbesa村、標高1,950mにある山奥のウォッシングステーション(精製所)のコーヒー豆です。標高が高いため朝晩の気温も寒く、乾燥により時間がかかるとのこと。そのため果肉を付けたまま乾燥させるナチュラルプロセスでは、糖度が凝縮され、甘く華やかなコーヒーになるのだそうです。
特に驚くのは、マウスフィール(口当たり)とクリーンさです。シロッピーと呼ばれる、シロップの様な少しとろっとした、角のない丸い口当たりと、嫌な味や雑味がまったく感じられない、スーパークリーンなフィニッシュが特徴的です。
テイスティングノートにも書きましたが、はちみつのような甘さとお花感に加え、くっきりとはしていないのですが、さまざまなフルーツを感じることができます。ブルーベリーやマスカット、パイン、メロン、桃っぽさも・・・すごく複雑で、飲みこむのが惜しいと思えるコーヒーだと思います!
紅茶のようにスイーツと一緒に楽しめるコーヒーですが、おすすめは、チョコレートです!ミルクチョコでも、ダークチョコでも、どちらでも一欠け口に入れて、このコーヒーを含むと、このコーヒーのお花感やエレガントさがエンハンスされ(強められ)ますので、ぜひお試しください!
エチオピア, Yirgacheffe Chelbesa, Heirloom, Natural G1, フィルターロースト 105g~
インフォメーション
甘み ★★★★☆ 酸味 ★★★☆☆ ボディ ★☆☆☆☆ フルーティ ★★★★☆ フローラル ★★★★☆ 生産国 エチオピア
地域 Yirgacheffe Chelbesa
標高 1,950〜2,200m
品種 Heirloom(在来種)
精製 ナチュラル
乾燥 アフリカンベッドでの天日乾燥
規格 G1
栽培・農薬の使用 栽培期間中、コーヒーには農薬・化学肥料不使用
焙煎度合い 中浅煎りの浅め
推奨ブリューレシオ 1:16〜1:16.5(例:コーヒー粉12gに対し、お湯192〜198ml)コヤナギからの一言
今年も待っていましたニュークロップのエチオピアナチュラルプロセス!発酵感はあまり強くなく、クリーンな感じが強いのは、Chelbesaのウォッシングステーションの標高の高さ、それによって生まれる気温の低さだと思います。
すごく繊細な風味特性を持つコーヒーなので、かなり浅煎りに近い中浅煎り、生焼けにならないギリギリのライン(かなりスイートスポットが小さいです)に落としています!
ちなみに、僕は新豆の情報をウェブサイトに上げる時は、そのコーヒーを飲みながら書きます!今も、うまーーーきれいーー!たくさんの方に飲んでもらえたらいいなーー、となりながら書いています!